杓子定規の解釈でいいのか!ショッピングモール煙伝播ルートのあるべき形_2
2. 新スタンダードにすべき『ルートB』とは
今回の建築物は屋上階に
塔屋(EV・ESC+ホール)部分しかない。
2階で火災が発生して
「竪穴」部分に煙が流入し
上昇していったとしても
屋上階ではそこから他の室に
煙が伝播していくことはない。
塔屋部分が蓄煙スペースとなるか
もしくは青空に向けて煙が排出されていくのみだ。
なので
直上階が屋上の塔屋部分しか有しない場合においては
EV・ESCは「竪穴」部分というよりも
《2階の一部分(高天井の空間)として扱うべき!》
と考えたのである。
そこで!
この検証方針について検査機関に確認したところ・・・
いくつかの検査機関で判断が分かれた。
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