開発行為になくてはならない地権者説明会とは
新規出店にまつわる開発行為では
乗り越えていかなければならない課題が多くありますが
そのひとつに、地権者方々の同意を得ることが挙げられます。
仮に計画地が農地なら
これまで先祖代々受け継がれてきた田畑を手放して
事業者に貸し出すことになるわけですから
そのお気持ちは察するに余りあります。
そうであるが故に
地権者の方に納得して土地を貸していただくためには
地権者説明会を開催し、こちらの想いを伝える機会が必要となります。
ただし説明会といっても
「この土地にこんな施設ができますよ」などと
概略を伝えるだけではあまり宜しくありません。
こちらとしても本気になって
せっかくお貸しくださる土地を存分に有効利用させてもらうことで
「人の往来が増えて賑わいます」と言うことをお伝えすべきであります。
地権者説明会を避けて開発はできません。
ある開発案件において
昨年末、某所にて地権者説明会を開催いたしました。
初めは訝しんだ見ておられた地権者の方々でしたが
プランを聞くにつれて、段々と理解してもらい
最後は和んだ雰囲気にもなり
たくさんの質問にもお答えすることができました。
やはり開発行為というものは
事業者だけではなく、地権者、周辺住民の皆様と想いをひとつにして
進めていかなくてはなりません。
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