良い印象を持ってもらわないことには仕事につながらない
人間はすぐに思いつく情報ほど
頻度や確率を高く見積もる傾向があります。
このことを「利用可能性ヒューリスティック」といいます。
「思い込み」と言い換えると分かりやすいです。
飛行機に乗ったとき
もしかして墜落するかもと思ってしまうのは
そのような事故の報道が脳裏に焼きついているからで
実際の飛行機事故に遭う確率は 900万分の1 だそうです。
同じようなヒューリスティックで
日本では、年中殺人事件が頻発してるように感じますが
2021年に254人が他殺で亡くなっていますが
自殺は21,007人です。
自殺者の多さは メディアで報道されることもあるので
なんとなく多いのだろうとは思っていても
殺人事件の印象の方が優先されてしまい
ここまでの差があるとは思えないと思います。
いわゆる口コミや評判も
この利用可能性ヒューリスティックが影響します。
口コミは商品購入の意思決定に強く影響しますし
企業であれば、評判の良し悪しが経営を左右します。
社名を聞いたときにすぐに良い印象を思い出してもらえるよう
日頃からコツコツ評判を高めておく必要がありますね。
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